★亡くなった彼との思い出の喫茶店に結婚したい人を連れて行ったが思い出の曲は流れなかった

婚約していた彼は余命3ヶ月と宣告された。
彼女は毎日の様に見舞いに訪れ、
残り少ない彼との日々を過ごしていた。

『何かこんな事になっちゃって悪いな…
好きな人が出来たら、俺の事なんか
気にしないで結婚して幸せになってくれよな』

『そうだ、もし結婚したい男が出来たら、
いつも待ち合わせに使ってた喫茶店に
連れて来いよ。俺が背後霊になって
そいつの事調べてやるから(笑)
それで、お前を幸せにしてやれそうな男だったら、
なんつったけなあの曲…
ほら、いつもあの喫茶店で流れてた
お前の好きだったやつ…
それが流れたら合格の合図な(笑)』

彼が亡くなってから数年が経ち、
彼女には新しい恋人が出来ていた。
結婚も考えていたが、
亡くなった婚約者の事が気になっていた。
彼女は、婚約者と待ち合わせに使ってた
喫茶店に恋人と入り、あの曲が流れれば
この人と結婚しようと決めていた。

恋人『そろそろ行こうか?』
彼女『え?…あ、そうね…』

二人の思い出の曲は流れなかった。
彼女は悲しい反面、
何かほっとした様な複雑な心境だった。

恋人の車に乗り、走り出すと・・・

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ラジオから思い出の曲のイントロが流れてきた。
びっくりした彼女はボリュームをあげる。

『え~、それでは次のリクエストは~、
ラジオネーム天国より愛を込めてさんから。
メッセージ読みま~す。
今日は遅くなってゴメン。
曲の名前が分かんなくってさぁ~。
大丈夫、絶対幸せになれるよ。
俺は遠くから見守ってあげる事しか出来ないけど。
目の前にいる人を信じて頑張るんだよ、お幸せに』

>>イイハナシダナー

>>あれ?画面が滲んでる。

>>ヤベェ、鳥肌もんだわ(つД`)ノ

>>やばいやばいやばい
 この話大好き

>>な、泣かせんなよぉぉぉぉ

>>泣かせるの禁止

>>泣いた
 とてもいい話!

>>前段を知らずにこのメッセージに触れた
 ラジオパーソナリティーと
 スタッフとリスナーと現彼氏からは

 うわーキモw「お幸せに」とか言って
 未練タラタラのストーカーじゃんwww

 と思われてしまうのが残念なところ

画像:photo-ac.   引用:面白い話.com

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