昔から霊感の強かった叔母は、
その日もイヤなものに出会ったという。
前から自転車を一生懸命こいでる
おばちゃんが目に入った。
坂道でもない平坦な道なのに、
そのおばちゃんは汗をかきながら
苦しそうに自転車をこいでいる。
「はて?」
そう思った叔母が遠目ながら
その自転車のカゴを見ると・・・
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なんと生首が乗っかっているではないか。
眼球が無くぽっかり空いた空洞が、
そのおばちゃんをにらんでいた。
「あれはとんでもなく悪い霊だ、
あの人に教えてあげなきゃ・・・でも、
まともに相手してくれないだろうけど・・・」
と、叔母はそのおばちゃんに
話しかけようか迷っていたが、
やはりこのままでは良くないと
伝える決意をした。
そして、いよいよそのおばちゃんと
すれ違うとき、
「あの」
と言い掛けたその瞬間、
おばちゃんがポツリと言った。
「知ってます」
>>こえ~~~~WWWWWWWW
霊って見えるんだね。~~~~WWWWW
>>なにこれ
こわいなーーー
>>知っとるんか こぇえ
>>こわーーーー
>>こ、怖(^-^;
>>怖いよ知ってなくていいのに
>>眼球が無く空洞
なのに 睨んでる とは?